ナラティブ

用語

ナラティブ

用語(英)

Narrative

別名

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識別情報

  • Term ID: src/main/doxsite/glossary/literate-modeling/narrative.dox

  • English label: Narrative

  • Japanese label: ナラティブ

  • Scope qualifier: Literate Modeling / viewpoint-dependent expression of a Story

  • Bare-label linking: context-only

  • Category: Literate Modeling

  • Status: normative

  • Definition authority: SimpleModeling BoK

定義

ナラティブ(narrative)とは、ストーリーを特定の視点、目的、文脈に基づいて選択、配列、説明し、具体的な状況と変化の意味を理解可能な形に構成した文芸モデルです。要求、判断、振る舞いの意味を帰納的に理解し、人間と生成AIで共有できるようにします。

一般的な用法

「ナラティブ」は、文学、ビジネス、医療などで広い意味に使われます。SimpleModelingでは、文芸モデルとして対象、目的、意味、識別子を持ち、設計、判断、検証のいずれかに対応する表現に限定します。通常語の「物語」は、この用語へ自動的に対応付けません。

帰納と演繹

ナラティブは、具体的な状況、出来事、結果から意味とパターンを捉える帰納的なモデルとして機能します。形式モデルは、一般化した構造と規則から個別の振る舞いを確認する演繹的なモデルとして機能します。SimpleModelingでは両者を対立させず、相補的に利用します。

ユースケース

ユースケース・シナリオは、アクターの目的を達成する一つのストーリーを利用者視点から構成したナラティブであり、文芸モデルの代表例です。ナラティブはユースケース・シナリオだけに限定されず、判断の経緯、障害事例、利用状況、変更履歴なども含み得ます。

公開成果物での用法

日本語の記事と動画では、初出を「ナラティブ(narrative)」とし、以後は「ナラティブ」とします。ストーリーとの差を扱う場合は、ストーリーが「何が起きるか」という意味内容、ナラティブがそれを視点、目的、文脈から構成した文芸モデルであることを示します。

境界

  • ナラティブはストーリーと同義ではありません。同じストーリーから複数のナラティブを構成できます。

  • 一つのナラティブだけで、許されるすべての振る舞いを網羅するとは限りません。

  • ナラティブは形式モデルの代替ではありません。

  • モデルの目的や対応を持たない一般的な文章は、この用語が表すモデルではありません。

関連語

  • 文芸モデリング

  • 文芸モデル

  • ストーリー

  • ユースケースシナリオ

  • 実行例モデル

  • 帰納

  • 演繹

参照

  • src/main/doxsite/development-process/literate-modeling.dox

  • src/main/doxsite/glossary/literate-modeling/story.dox

  • src/main/doxsite/glossary/development-process/use-case-scenario.dox

  • docs/spec/glossary-entry-format.md